卵巣がんフォーラム in JAPANに参加

5月8日は世界卵巣がんデーということで、今日は卵巣がんフォーラムに参加しました。

光を照らそう。卵巣がんが暗闇に残されないように。
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卵巣がん患者として現在の私

2020年の6月にがんを告知され、8月に手術、卵巣がんと子宮体がんの併発がんと診断されました。卵巣がんはステージⅢa、子宮体がんはステージⅠc。

TC療法後しばらくゼジューラを飲んでましたが、貧血が辛かったのと、保険適用とはいえ毎月お金がかかるので主治医と相談して服用中止。現在は3ヶ月に1回、経過観察のために通院しています。

術前よりも「人生を楽しもう」という気持ちが多くなり、働きながらアレコレ楽しんでいます。

今はハイキングを楽しむくらい元気です。

2022 卵巣がんフォーラム in Japan とは

卵巣がん体験者の会・スマイリー」さんが主催されているzoomの有料講演会。

標準治療を推奨している先生方が、最新の治療法を含めた卵巣がんの知識を講演してくださいます。講演後には質疑応答コーナーもあり、先生に直接質問することができるとても貴重な機会です。

下記は2022年の講演内容。

卵巣がんについて(東海大学病院産婦人科 平澤猛先生)
リンパ浮腫(看護師 リンパ浮腫療法士)
卵巣がんとHRT(東京歯科大学市川総合病院産婦人科 高松潔先生)
卵巣がんと緩和医療(東京医科大学茨城医療センター産婦人科 藤村正樹先生)

今回は卵巣がんの基礎知識のほか、病気の治療だけでなく、生活の質を上げるためのお話も多く、とてもためになりました。

紹介してくださったサイトの一部

リンパ浮腫について:

卵巣がんとホルモン補充療法:

上記の情報は主治医からの情報がなかったんだよな。リンパ浮腫は私もリンパ節取ってるからなる可能性あるし、ホルモン補充療法はまさに今、必要な情報でした。卵巣取ってもうすぐ2年ですが、最近更年期症状が気になるのですよ・・・

卵巣がんの予防はできる?

「卵巣がんの早期発見は難しい。でも、低容量ピルを飲めば卵巣がんが減らせる可能性がある」とのお話もありました。

まだ健康な若い方でも、かかりつけの婦人科があった方が絶対良いと思うのです。生理が辛いとか、そんな理由でも婦人科にかかることはできるので、ぜひ信頼できるお医者さんを見つけてください!

お医者さんと相談しながら、低容量ピルの服用も選択肢に入れると、未来の可能性が増えるのではないかと思っています。

実は私、最初に行った婦人科でとても嫌な思いをしました。でも、その後病院を変えたことで、良いお医者さんに出会うことができたのです。がんになって紹介された今の主治医もとても良い先生で有難いです。

嫌な先生もたまにいますが、良い先生も沢山います!とにかく婦人科へ行くことをためらわないで欲しいのです!!

がんの医療費はどのくらいかかる?

色々とCMで騒がれるほど、がんの医療費はかかりません。

もちろん、がん保険に入っていなかった私は「あ〜〜〜!!がん保険に入っておけば良かった〜〜😭」と思いましたw

でも、会社員であれば傷病手当も出ますし、高額医療費制度もあるし、あと、友達がお見舞いでカンパしてくれた(これは有り難かった!)ということもあって、なんとかなりました。

基本的に私は標準治療しか受けてませんし、これからも標準治療のみを受ける予定です。

今回は、緩和ケアについての講演もあって、そこでも治療費について質問させて頂きましたが、痛みを取り除くことも保険適用の薬で問題ない様です。なので基本的には「お金のことはそんなに心配しなくて良いな」と現在は思っています。

老後に備えて普通に貯金していれば、がん保険に入る必要はないんじゃないかな?(私はもう入れないしねw)

今の私にできること

セルフケアで重要なことは、感染症予防と体重管理

今日一日講演を拝聴して思ったことは、やっぱりダイエット大事だなぁと思ったのです。

リンパ浮腫についても肥満は大敵ですし、先日の人間ドックで脂質異常症を指摘されましたし・・・

脂質異常症については、卵巣がない私にはHRTが効果があるかもしれないので、次回診療時に主治医に聞いてみよう。

今年も貴重な機会をありがとうございました!!

スマイリーさんは本当にオススメなので、卵巣がん患者の皆様は是非一度サイトを訪れてください!

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