今日は外来受診日だった。病理検査が終わって、ステージが確定するとのことだったのだが、一部の検査はまだ結果待ち。手術前に指摘されていた卵巣についてもガンであったと確定された。でもそれは子宮体がんからの転移ではなく、別のガン細胞で併発だったそう。ステージとしては、子宮体がんが1c、卵巣がんは2b。
「卵巣が破れてガン細胞が骨盤内に落ちた状態でした。すごく痛かった時ありませんでした？」
そういえば6月の終わり頃、脂汗が出るくらいにお腹が痛くて会社を早退した事があったっけ。電車に乗るのも辛かったけどロキソニン飲んでなんとか家に帰ったんだよな…あの時卵巣破れてたのか…。
「今ならギリギリ完治できる可能性があります。抗がん剤も予定通りやりましょうね」とのこと。
ギリギリ完治できる可能性…そういえば卵巣がんは再発しやすいんだっけ…ステージⅡの5年後生存率は70%と…
「これが1か月後だったら、もっと上まで転移していたと思いますよ。ギリギリでしたね！」とギリギリ大丈夫！という雰囲気を出しながら、これから使う薬の説明などをしてくれた。現在BRCAという遺伝子の検査もしていて、その結果で追加する薬が変わるらしい。
「BRCAはアンジェリーナ・ジョリーで話題になったやつです。BRCAっていうガン抑制遺伝子に変異があると卵巣がんと乳がんになりやすいから、彼女は卵巣と乳房を切除しちゃったんですよ。BRCAに変異があればそれに対応する薬を使うし、問題なければ、アバスチンという薬を追加します」
そんなわけで9/4から化学療法が始まる。３週間に１回点滴、それを1クールとして、6クールやるそうだ。抵抗力が下がるので感染症になるべくかからない様にしなければならない。副作用も辛い様だし、コロナも心配なので、出歩くのはしばらく難しそう。
帰り際「あ…そういえば！」と術後の傷口を見てもらった。数日前からへそだけが赤くなって若干デベソになり始めてるのだ。夏の手術はへそが化膿しやすく、抗がん剤が始まるとそこから熱が出ることもあるらしい。ステージや化学療法の説明やらで危うく忘れそうになったが、診てもらえて良かった。抗生物質を5日分処方してもらう。デベソが早く良くなりますように。
鉄剤を処方するほどではないけど貧血気味とも言われたので帰りに「1日分の鉄分のむヨーグルト」を買ってみた。「お肉も食べて下さいね」と言われたので今晩は肉を食べるぞ！！
