9/5 抗がん剤TC療法1回目(TC① 1日目)

6時起床 昨日はあまり眠れなかった。

昨日無理矢理入れ込んでもらった口腔外科を朝食前に受診。やはり問題ないと言われた。中途半端に生えてる親知らずが抗がん剤治療中に腫れてくるかもしれないと指摘されたが、友人からも指摘されていたので認識済みだった。朝食前だけど歯科衛生士さんからブラッシングの指導と歯茎の消毒をされる。基本的にはかかりつけの歯医者があったら、そこで見てもらえばOKですよとのこと。抗がん剤治療中は口腔内が乾燥しやすいので潤いを補うジェルを紹介されサンプルをもらった。ちょっと良さそう。

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病室に戻ったのが9時10分。テーブルに朝食が置かれているが、抗がん剤治療の開始時間は9時半。あと20分しかないのに、まだ点滴のルートが取れてない!!慌てて食べていたら看護師さん現れ、開始時間を少し遅くしてくれた。

その後若い先生に点滴のルート確保をしてもらう。ただ、針を入れた血管が蛇行しているとのことで、いつもより違和感が…。姿勢を変えるとチクっとした痛みがあり、看護師さんにそれを訴えると「うーーん、微妙ですねぇ…でもルートは大丈夫そうなので開始しましょう。」と。

そんなこんなで10時過ぎからTC治療が始まる。

先ず糖衣錠(アレルギー止)を5粒飲み、点滴開始。流れはこんな感じ。

①アレルギー予防 10分

②吐き気止め 30分

③パクリタキセル 3時間

④カルボプラチン 1時間

トータル約5時間ほど点滴を流す。その間にも看護師さんが頻繁に熱と血圧を測り、逆血確認でルートに薬が問題なく入っているかを確認してくれる。心電図のモニターもされているので何があっても安心。

パクリタキセルは溶剤にアルコールを使用している為、しばらくしたらほろ酔いになる。(なんだ、ぜんぜん余裕じゃん)と良い気分でネットサーフィンをしていたら目が回ってしまった。

そういえば「アルコールの強い方、乗り物酔いしない方は気持ち悪くなりにくいんですよ」と薬剤師さんに言われていた…。私はアルコールの強さには自信があるが、乗り物には弱いのだ。しょうがないので乗り物酔いした時と同じ様に空を見て気を紛らわす。窓側のベッドで本当に良かった。

5時間でトータル1500mlほどの液体を血管に入れる為、お小水がやたらと近くなる。血管内に入っている針は金属ではなくプラスチックなのだけど、腕の向きを少しでも変えると血管に当たって痛い。気をつけながらそーっとトイレに行く。3回目にはなんとなく身体の使い方のコツがわかってきて、痛みを感じずに用を足す事ができた。

昼になり、ご飯が運ばれてくる。少し残したが、それほど吐き気はない。食後ウトウトしているとパクリタキセルが終わり、次の抗がん剤カルボプラチン開始。なんと始まった途端に寝落ちてしまった!看護師さんにバイタルチェックをしてもらった後も点滴終了まで寝落ち。麻酔とは違い、声をかけてもらうとスグに覚醒する。なんだろこれ。昨日寝不足だったからかな?そんなこんなで、無事にTC療法の1回目が終わった。

(あーーー、なんだ、こんなもんか。1回目は割と大丈夫だな)などと思いつつトイレに行こうとしたら、やたらカラダが重い。関節痛と筋肉痛が出始めているのか…?でも抗がん剤やってるんだから、まぁ、これくらいはしょうがない。

今後の副作用の出方が気になるけど、とりあえず急激なアレルギー反応などは出ず、全ての点滴を予定通りに終えられて本当に良かった。

夕ご飯は完食。退院は明日。自宅療養でも副作用があまり出ません様に!!

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