11月に仙酔島へ行ってからもうすぐ半年・・・前編の続きを書こう書こうと思いつつも、ありがたいことに忙しくてブログに手を付ける暇がありませんでした。 GWはどこにも行かないので仙酔島の思い出を・・・!
江戸風呂で出会った163(ひろみ)さんに連れられて、導きの浜へ
ひろみさんという名のお姉さんに連れられて、私たちは「閃きの門」と呼ばれる浜辺へ。
ちょうど潮が引いて、弁天様がいらっしゃるとされる小島への道が現れていたのです。なんというタイミング!
足元に気をつけながら磯を渡ると、太陽に照らされて苔がキラキラと輝いています。なんと美しいグリーン!
気持ちが一気に高揚し、そのまま登れるところまで島を登る私。
あ、しまった、登りすぎると降りれなくなる・・・と目を下ろすと、そこには岩に張り付いたとても可愛い海藻が。
正三角形に近い岩に花の様な模様。私はこれがどうしても弁天様の象徴にしか見えなくなってしまい、手を合わせ拝んでしまいました。心が落ち着いた私は、浜へ戻ることに。
五色岩から生まれた石たち
浜へ戻ると、ひろみさんが「ハイっ」と貝殻を手渡してくれました。
その上には小石が5つ。どれも色が違います。
仙酔島には「五色岩」という、全国でも珍しい貴重な岩があり、青・赤・黄・白・黒の5色の岩が200メートル以上続く場所があるのです。残念ながら「五色岩」を観察できる遊歩道は、現在立ち入り禁止。
でも、この浜には五色岩から生まれた小石が浜中に広がっていて、五行のパワーを感じることができるのです。
「うん、なんかパワーを感じる気がする・・・」と浜を散策していると、ひろみさんが「この岩で瞑想すると良いよ?」と言ってくれて、座ってみることに。瞑想ってよくわからないな・・・と思いながらも、ここに来られたことや、ここでも弁天様を身近に感じられたことに感謝しつつ、これからのことを考えていました。
「ああ・・・そうだな、私、やっぱり、もっと、音楽がやりたいな・・・」
なんだか自分を思い出したような、そんな気持ちが湧き上がってきたので岩を降り、その気持ちをひろみさんに話すと、海がキラキラと瞬きはじめました。
「いいね!」「ほら!神様もパチパチパチって拍手してくれてるよ!」「いっぱい応援してくれてるよ!」
その時、ひろみさんが発した言葉と同じことを、私は感じていました。ひろみさんは本当に不思議な方なのです。
あぁ・・・この島に来てよかった。
仙女の様なひろみさんは、しばらく仙酔島に滞在しているとのこと。そして私は鞆の浦へ。
崖の上のポニョの舞台・鞆の浦
私が一番好きなジブリ映画はなんと言っても「崖の上のポニョ」。そのポニョの舞台が鞆の浦なんです。
鞆の浦は2度目でしたが、これからも私は何度もここに来るのでしょう。
穏やかな空気が流れるこの場所が、私は大好きなのです。人々が生活している気配を感じると、やっぱり安心する。
そんな鞆の浦の景色を眺めながら、ひろみさんがくれたビールを飲む。あぁ・・・生きててよかった、私はなんて幸せなんだろう。
仙酔島に神はいるのか?
鞆の浦から船でたった5分の仙酔島ですが、流れる空気が全く違うんですよね。私には本当に神がいるかはわからない。でも、輝く海、弁天様のシンボルの様な海藻と岩、美しい空は神様の存在をヒシヒシと感じさせてくれました。
いや、私が感じたのは神ではなくて、別のものだったのかもしれない。とにかく仙酔島は大自然を身近に感じられる場所なのです。自然はあっという間に人間を壊してしまう。だから少し恐ろしい。でもね、こんなに綺麗なんですよ。
この写真、拡大したら光が虹色に輝いていてまして、わたしゃ腰を抜かしましたよ。いや、これは、グランマンマーレですわ。
美しい自然から神秘の力を感じられる場所・・・そこが仙酔島なのだと私は思うのです。
仙酔島から帰ってきてからの私は、ありがたいことに会社から決算賞与を頂いたり、副業で新しいお話を頂いたりと、とても良い感じに過ごせていると思います。あの浜辺で弁天様と約束した通り、やりたかった事も少しずつ再開し始めました。
ただ、その仙酔島も12月に火事があったり、解体予定の国民宿舎は星野リゾートが再開発するとの報道もあったり、どうなるのかな・・・。これからもあの美しい自然がずっとあると良いな・・・。
うん、近いうちにまた行ってみよう。
仙女のような163(ひろみ)さんは実在する女性です。気になる方は彼女のインスタをご覧ください。時々リトリートもされてます。
→163さんのInstagram
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